鋳金作家・田中祐江さんとアクセサリー作家・齋藤岐代江さんによる二人展「トリドリノカタチ」を、
白竹ギャラリー(白竹ショップ2階)にて開催しています。
田中さんは岐阜県在住の鋳金作家で、主に青銅を使った作品を制作しています。
「銅は錆や経年による変化により様々な色に変わるので、金属の中ではカラフルな素材だと思います」とは田中さん。
彼女の言葉の通り、金属とは思えない多彩な表情を見せる作品が並びます。
田中さんのお気に入りの作品は新作の花器(上写真)。
表面に薄く浮かぶ青錆が作品に華やぎを添えています。
花器のほか、時計や風鈴、マドラーなど、美しいだけでなく実用性の高い作品が多いのも田中さんの作品の特徴。
特に無数の風鈴がそれぞれの音色を奏でる姿は、まるでインスタレーション作品のようで壮観です。
「風鈴の音色は写真では伝えきれません。是非直接聞いてみてください」(田中さん)
アクセサリー作家の齋藤さんの作品は、幾何学的で繊細なフォルムが特徴的です。しかし繊細なだけでなく芯の強さやたくましさも感じられ、まるで現代社会を生きる女性そのもののようです。
4つの天然石を銀のラインでつないだデザインの作品(ピアス、ネックレスあり)は、夜空に浮かぶ星座のような輝きを放ちます。
価格が2000円~と一点もののアクセサリーとしては手ごろなところも見逃せません。
齋藤さんのお気に入りは写真のネックレス。
水晶を銀の玉が銜え込んだような、遊び心のあるデザインです。
使用している水晶はハーキマーダイヤモンドというもので、水晶の中でも特に透明度が高く、その名が示すようにダイヤモンドを髣髴とさせる強い輝きが特徴の石。
アメリカのニューヨーク州ハーキマーのみでしか産出されない希少なものです。
まさに大人の女性にこそ身に着けてほしいアクセサリーです。
「アクセサリーは身に着けられる立体アートです。お気軽に手に取って、作品に触れてほしいです」(齋藤さん)
お二人とも作品のオーダーが可能とのこと。
田中さんは花器からタンスの取っ手まで金属で作るものならなんでも。
齋藤さんは普段使いのアクセサリーからブライダルジュエリー、サイズ直しまで対応してくれるそうです。
日々の暮らしに、そっと寄り添うように彩りと潤いを与えてくれる。
そんな作品と出会える企画展です。
是非足をお運びくださいませ。
「トリドリノカタチ」
開催日/9/19(金)~24(水)
時間/10:00~17:00(最終日16:00まで)
☆作家在廊日☆
田中祐江 9/21、23
齋藤岐代江 9/21、22
※作家在廊日は変更になる場合がございます。ご了承ください。
田中祐江HP https://www.ccn5.aitai.ne.jp/~mar-t/index.html
齋藤岐代江HP https://www.creema.jp/c/kas
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